080:スカートのポケットから転がり落ちたいびつな恋を
    一人静かにのみこんでしまおう
    もう二度とこの恋目覚めぬように
    あなたと好きなひとがむすばれるように



 079:君の住むマンションのあかりが視界の端でぼやけ 闇に沈んでいって
    楽しそうな街の灯りが僕の希望をわからなくさせていて



 078:



 077:赤い錠剤を包んだ糖衣が喉で絡まって
    僕はうまくのみこめない
    寝ても冷めても残るニセモノの甘み
    それは 君のやけに甘い囁きと同じことで
    鼓膜にこびりついて今も未だ離れないでいる



 076:あいつにあいたくなかったから わざと
    遠回りしたのに
    曲がり角でハチアワセ

     生 意 気 。



 075:青い空、青い夢、青い恋。
    僕が望んでいたのは?

    いっそのことなにもかもあおくなってしまえ



 074:


 073:半透明なビニールを隔てたあの魚の目が今もまだ忘れられないんだ



 072:



 071:泣きたい夜は冷たい星空に何を願う?
    泣きたい夜 せめて君の空は青かったらなぁ



 070:


 069:叶わないと知っていても少しだけ、
    きょうだけはのぞんでもいいですか?
 


 068:あなたのいちにちのなかで
    すこしだけ
    あたしをおもいだしてくれればいい



 067:であったのが運命ならば
    こうして離れていくのもまた運命の一つなんだ



 066: 雨がやんだら君の元へいこうと思っていたのに



 065:あなたと話すために口実探すあたしはかわいいな
    あなたにわざと触れようとするあたしはかわいいな

 


 064:ぼくのまわりにはすべてがあって。
    だけどなにかがかけていて。



 063:

 062:君は優しい人だから
    気付かないふりしてるのかな



 061:
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